今回は、110積層目の『UP mini2』バージョン、
初期化が正常に動作しない時の対処法をご紹介いたします。
手順1
下記画像の前と後ろの各2点のネジを短いピンバイス等で外します。
前
後ろ
※ネジを外す際はプラットフォームが降りてきてしまうのでプラットフォームが降りないように支えを下に置いてあげる方がより簡単に外すことが可能です。
手順2
セルボードのセットする部分を外します。
◆外し方
赤枠部分を指で外側に押しながら板を外します。
※外した後は邪魔にならないようにプラットフォームの後ろ側に置いておきましょう。
手順3
プラットフォームの上蓋を外します。
※手順1でネジを外しているので手で簡単に外せます。
手順4
手でプラットフォームを前後に動かし、クリップ部分がギアに噛んでいないか確認しましょう。
手順5
このように噛んでいた場合、
プラットフォームを手で押さえながらクリップ部分を六角レンチで動かしギアに噛まないように調整します。
手順6
調整後もう一度手でプラットフォームを前後に動かし、クリップ部分がギアに噛んでいないか確認をします。
手順7
このように前後に動かしてもギアに噛まなくなったら元の状態に戻します。
戻し方は逆の手順で行えば元に戻すことは可能ですが、手順2のセルボードをセットする部分の板の戻し方は少し違います。
◆板の戻し方
反対側はカギになってる部分にはめた状態でもう反対側の赤枠のところに押し付けるだけで
板がはまり、元に戻ります。
◆この症状が発症する原因
この症状も110積層目でご説明した通り、電源がついている状態で手動で動かそうとする際によくある症状です。電源がついている時は手動でプラットフォームを無理矢理動かそうとするのはやめましょう。
またプラットフォームの上蓋を外し、このようにベアリング部分が破損している場合もございます。
その場合はこのプラットフォームごと部品交換をしなくてはいけないため、修理対応となります。
このような破損箇所を見かけた際は、修理お問い合わせフォームよりお問い合わせください。