いつもは出来ていたはずなのに原因不明の症状が起きてどうすれば良いのかわからないという方に一度は試していただきたい対処法UP Plus2編パート2

■ノズル高さ測定が正常に行われない場合
症状の例:『NozzleDetect(ノズル検知)』を行った際、ノズルが下がり続け、ノズル高さ測定器の金属板部分にぶつかり続ける。

原因
ノズル高さ測定器の金属板部分もしくは
その下の金色の面がホコリ等で汚れ、感知しづらくなっている。
長期間に渡り、ご使用いただいている方に稀にある症状です。

対処法
記の対処法を行う場合の注意事項
1必ず3Dプリンターの電源を落として下さい。
2外したネジは紛失したり、どこについていたネジか分からなくなる恐れがあるので、
必ず外した各ネジを別々で保管して下さい。

手順1 ノズル高さ測定用部品の上1点と下1点のネジを外します。

※この時、上のネジと下のネジは長さが違うので、戻す際に間違えないように注意です。

金属板部分・金色の面を布等で綺麗に拭くため、一度ノズル高さ測定用部品を分解します。

手順2 ノズル高さ測定用部品の金属板部分がある方から指で矢印の方向へ押して

押し出た部分を反対側から引っ張り出します。

こういう状態になればOKです。

手順3 分解後、金属板部分のロックを指で解除し、金属板部分を外します。

手順4 金属板部分と金色の面を布等で綺麗に吹きます。

手順5 手順3~1にかけて逆の手順で元に戻し、再度『NozzleDetect(ノズル検知)』を行ってください。

改善されなかった場合
ノズル高さ測定用部品もしくはオートキャリブレーション用ケーブルの交換が必要の可能性がございます。

修理/部品交換を行う前に一度是非お試しください。

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