こんにちは。PP3DPスタッフ「O(オー)」です。
今回はいつもと趣向を変えて、販売メーカー恐怖の企画を開催したいと思います。
名づけて「恐怖!! トラブルBest3!!」
(´・ω・`)・ω・`) キャー
/  つ⊂  \

3Dプリンターをご購入の皆さん(弊社他社問わず)
下記の現象・・・起きてませんか?(震え声)

第3位: 作ってたら外れた!!

なんのこっちゃ、という話ですが・・・作製時間12時間の造形物を夜作製開始して、完成を期待しつつ、翌朝3Dプリンターを覗いたら・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁあyxふぁうjfhhふぃbふゃfく!!!

ほんとやめて・・

フィラメントが絡まって・・などという申し訳ないパターンもございますが、一番多い「造形物が途中で外れてうまく作れない原因」は「ノズルの間隔(大抵広すぎる)」そして「プラットフォームの平行度が狂っている」この2つに尽きます。
お客様の中には付かないあまり盤面に両面テープを貼られた方もいらっしゃいましたが、後処理が大変になりますから止めておいたほうがいいですよ。ほんとに。
ノズルの間隔は「コピー用紙1枚余裕を持って入るくらい」プラットフォームの平行度は手動で行うのが一番うまくいきます。オートでもできますが、頼れるのは人間の感覚が一番です。(手動+オート補正が完璧なのでUP Plus2の方はマニュアルP.27を読んでみましょう。Miniの方はすいません手動でなんとか・・)

第2位: 動かねー!!!

これもよくある質問です。
お客様「パソコン操作してもプリンター動きません」
私「イニシャライズ(初期化)していただけましたか?」
お客様「あ゛」
このパターンが多いです。落ち着きましょう。

イニシャライズ最強伝説

しかし、イニシャライズ(初期化)がPC側から行えず、プリンター自体はランプがついて本体イニシャライズはできるのに、PCでの認識が突然できなくなるレアパターンもあります。そう・・・これが2位の真のボスです(ウソ)
冗談はさておき、3Dプリンターは小さくても「工業機械」なのです。機械が一番苦手とするものはズバリ「静電気」なのです。

なぜ答えてくれない!

動かないパターンで(特に冬)次に多いのが「静電気による本体CPUの破損」なのです。
静電気を溜め込みやすい方が希にいらっしゃいますが、自覚ある方は必ず「電源をOFF」にしてから本体に触りましょう。
また、「きれいに敷物敷いておしゃれに使ってマース」というあなた。その敷物はまさか「ナイロン生地」ではないでしょうね?
ナイロンは静電気を起こしやすく非常にデンジャラスです。そこに「塩ビ製」専用ケース等かぶせた日には目も当てられません。(ナイロン+塩ビ(アクリル)は静電気を起こしやすくなります)
これは間違いなく「修理コース」です。怖い怖い。(修理目安:約1日)

いよいよ第1位の・・・発表の前に「今週のスポットライト」!!

(年齢わかりますな・・)

最近多くなってきたのが「ベルト異常」です。
「ベルト部分で異音がする」「動きがカクカクしてる」などがある場合、すぐに弊社で修理コースがお勧めです(涙)

ベルトガクガク

原因としては「過去にプラットフォームを上げすぎ、ノズルぶつけた」が多く、希に初期異常の例も報告があります。
これはZ軸(この軸が一番多いです)の中にあるベルトの金具が本来干渉しない場所にぶつかり、異常な動きを発生させているのです。(修理目安:約2-3日)

お待たせいたしました。待望の第1位の発表です(泣)
栄えある第1位は・・・・
第1位: ノズル詰まり

これは大方の皆さんが経験している問題かと思われます。
「あれ?ノズルから材料が出てこない」「押し出しヘッドの中で異音がする」などなど。

すいません。転用しました

原因としては様々ありますが、多いのは「ノズル部分の加熱不足」もしくは「押し出しヘッド内の押し出しローラーで空回り」の2パターンが多いです。
「ノズルの加熱・・」に関して、ですが弊社では出ない場合にはマテリアルを除去後、連続4-5回「挿入(ノズル加熱)」を行うことがあります。ここまでしないとノズル内部のゴミが溶けてくれず、特に長期間フィラメントを入れっぱなし等の場合には、この「長期間暖気」を行っていただくと解決する場合があります。(特に冬場等は暖気が重要になります)

次に「押し出しヘッド・・・」ですが、これはフィラメント先端が水平にカットされていると内部押し出しローラーに入れず、ノズルまで届かない場合のパターンです。
この場合、フィラメント先端を斜めに鋭くカットしてもらいますと上手くローラーに絡まり、先へ押し出せるようになります。

最後にこれはイレギュラーですが「ローラーは通るけどノズルまで届かない」パターンもあります。ノズルの上には「ノズルヒーター」の管があるのですが、その穴とローラーが押し出す穴が稀にズレていると、そこに引っ掛かりノズルヒーター穴に入らない場合が「稀」にあります。この場合はマニュアルP.32を参照いただき、お客様でメンテナンスいただくか、弊社までお送りください。(Miniのお客様には都度メールでお教えします。ご購入時のシリアルナンバーお教えください)

どんな道具でもそうですが「故障」はつきものです。
「故障」を乗り越えてこそ機械に愛着も湧きますし、ご自分では手に負えない場合には弊社にてご対応させていただきますので是非ご相談ください。無茶だけはしないでください。

ただ、電源が入ってなかったオチはやめてくださいね(笑)
全力で悲鳴を上げますので。ぎゃぁぁぁxhつfぃくgyv・・

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