先日ご紹介しました出張帰りの1号機ですが、メンテナンスを行っていたところ破損部分が見つかってしましました。
あの白い「押し出しヘッドカバー」がパックリ割れていたのです。
運送途中で衝撃があったのか、はたまた中で部材が暴れたのか。プリンターに問いただす事は出来ませんが、微妙に造形への影響が・・・(セルボードにぶつかる?)ありそうなので、今回修理することにしました。

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では接着剤をご用意・・・いただく前に同じものを造ります。UP!Plus2で。
「データはどうすんねん」という声が聞こえてきますが・・・

「Program Files(x86) > UP > Example > UP Plus Spare Parts 」という順序でフォルダを開くと、Plus2用のパーツデータがあるのです。ご存知でしたか?

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Plus2用のパーツデータ

UP シリーズは基本「自己修復可能」なのです。
よほど酷いトラブルで動かないといった理由がない限り、自己修復パーツを作り修理が可能なのです。パーツのデータは当初インストール頂いた「Program Files(x86)」内の「UP」フォルダに入っています。

今回は「Extruder Cover V13.UP3」を「UP」上で開き、特に拡大などせず、方向も変えず、そのまま作製します。

ただし、そのまま同じものを作るのはブログ的に面白くない(笑)ので材料を「グレー」に変えて作製したいとおもいます。
グレーだと航空機等の試作機テイストが前面に出てとても好きな色味なのですが、くだらんウンチクは飛ばして、早速作製に入りましょう。
印刷設定は画像のとおりです。

作製スピードは「ノーマル」 印刷時間は約2時間半です。

専用カバーも被せてバッチリの状態で作製スタートです。
完成をお楽しみに!(後半へつづく)

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