004_1

Q1、3Dプリンターを購入したきっかけは何ですか?
装置メーカーの仕事上、試作部品の形状検討や構想設計段階の装置の可視化をすぐに行いたい為に購入しました。通常は金属加工で製作する為、作図してから外部加工業者へ発注し加工して出来上がるまでに数日から数週間かかります。形状確認や縮小モデルでも評価できる物でも同じ日数かかっています。3Dプリンターなら常時使っている3D-CAD図から直接部品製作が可能と思い購入しました。お陰様で図面を描くのが早いかプリントするのが早いかになっています。複雑な形状の物でも帰宅時にプリントを始めて次の日の朝出社すると出来上がっているのが非常にうれしく、開発時間も非常に短縮出来ています。

Q2、3Dプリンターをどのような場面(場所)でご利用されていますか?
3Dプリンターをどのような場面(場所)でご利用されていますか?
事務所の机の脇で毎日動いています。自分は昼間しか働きませんが、UP-Plus2君はほぼ24時間働く働き者です。3D-CADで描いた図面をすぐUP-Puls2に入力してその場でプリントアウトしています。今描いた部品をすぐ手に取れるのは設計者本人も評価する人にも絶大なメリットです。また、事務所はパソコンを叩く音と空調の音しかしない静かな環境なので「大きさ」「音」「振動」「におい」はどうなのか購入時に悩みました。購入検討中の2014年2月頃はまだ大手家電メーカーで3Dプリンターを扱い出した事がニュースになっていた頃でデスクトップ型の3Dプリンターも数機種でした。そこで各社に電話して「静かなところで動かして見せて欲しい」と頼み4社に出かけました。「大きさ」はカタログ等でわかっていましたが「音」「振動」「におい」は現物でしか分からないので実際に見るのが一番でした。客観的に評価したかったので「騒音計」と「振動計」で測定もさせていただきました。同じタイプの3Dプリンターでこんなに違うのかと驚きました。結果、有名どころを制してUP-Plus2をその日に購入しました。「大きさ」「音」「振動」「におい」の全てで満足しています。今はオプションで専用ケースを販売されていますが、当時は無かったので自作したところ空調の影響がなくなった為か失敗が少なくなったばかりか、ちょっと気になっていたファンの音も全く聞こえなくなりました。購入するなら専用ケースの同時購入をおすすめします。

Q3、3Dプリンターで主にどのようなものを造形されていますか?
機械装置の部品レベルの簡単な試作が出来ればいいなーと思い購入しましたが、半年ちょっとを過ぎた今では縦横高さ十数メートルの装置を机上サイズ模型も作っています。模型は社内設計検討は勿論、顧客へのプレゼンテーションにも活躍しています。熱溶解タイプは基本的に単色ですが、部品毎に色を変えたりしています。又、自家製パンを保管するパンケースの4か所の足の一つが洗っている内に無くなってしまった時には、Uの字型が直角に曲がる形でプラ板を曲げて作るのは難しい形でしたが、ものさしで寸法を測ってUP-Plus2で作ったらぴったりにできました。実物は白色ででしたが青色で作りました。白色で作っていたら見分けがつかないと思いました。全12色購入して色を色々変えています。フィラメントのリール交換がちょっと面倒になり写真の様な「フィラメントサーバー」を作りました。全12色のフィラメントのリールが並べられます。押入れなどに置く除湿剤を置いて温度・湿度も見ています。扉を閉めて各色のフィラメントの先っぽだけを上に出しています。フィラメント交換は先っぽをプリンターから抜いて、違う色を入れるだけになりました。瞬時に交換できるので造形途中でフィラメントを切って別の色を追いかけ入れる事が簡単にできます。「12色ベアリング」作ってみました。単色と同じ造形時間でカラフルなベアリングが出来ました。最近多いカートリッジ式フィラメントの3Dプリンターでは出来ない技です。台所から工場まで幅広く活躍しています。

Q4、3Dプリンターの今後に期待することは?
ABSに加えPLAもラインナップされましたが透明素材が欲しいです。今は仕方なく塩ビなど透明の材料を加工して3Dプリンターで出力した部品と組み合わせて「ハイブリッド化」しています。又、大きな製品の小さな模型を作るときにプリンター付属のソフトで簡単に縮小プリントが出来るので便利に使っています。ここで例えば家の模型の壁の様に出来上がりが1mm以下に薄くなってしまう物がうまくプリントできません。面倒でも3D-CADの元図の肉厚を模型用に厚く描き直してからプリントしています。ソフト上で最低肉厚が設定できると非常に便利と思います。サポートも改善の余地があると思います。サポートの除去のし易さではUP-Puls2は同類機種の中でトップクラスと思いますが、空洞の箱物の天板についたサポートは取るのに苦労してしまいます。サポートの量も無視できず購入当初から貯めていたサポート材は半年ちょっとでフィラメントリール700gの3本分の2kgを超えてしまいました。サポートを減らすソフトも欲しいですが、サポートを再生する再生機が欲しいと思います。フィラメント販売でも御稼ぎの3Dプリンター業界の方には悪いですが、街中で大量に捨てられているペットボトルをフィラメントに再生出来てプリントできる3Dプリンターが出来たら環境大臣賞と経済産業大臣賞が取れると思います。

Q5、ズバリ!UP 3Dプリンターの満足度は?<5段階評価>
評価:5 評価:星5つ

ご感想・ご意見:
会社で購入時に「何に使えるのか?役に立つのか?」と言う質問に会い、なかなか許可が出ませんでしたが、半ば強引に購入して色々作り始めると認知度が高くなってきました。日本の産業界では「1億円くらいの3Dプリンターでないと使い物にならない。」とも言われていますが、実際3Dプリンターを使ってみると、いきなり1億円くらいの3Dプリンターを購入しても使い物になるほど使いこなせる人がいないと思います。小型の3Dプリンターはフィギアやキーホルダー位しか出来ないように思われているところもありますが、大型の3Dプリンターを使いこなす上でも小型の3Dプリンターが登竜門的な存在になると思います。UP-Plus2を購入して色々製作しながら次のプリンターも狙って試作をしてもらっていますが良い物が出来てきません。当分はUP-Plus2が活躍すると思います。3Dプリンターはさらに安価になっていくので普及する可能性は高いですが、造形ソフトをもっと簡単出来ないものかと思います。仕事では幸い3D-CADが標準になっているので何でも出来ますが、一般的には3D-CADの方が普及していません。スマホに手書きで描いたものが直接3Dプリントできる位に早くなればと思います。UP-Plus2を購入してから多少のトラブルはありますが、その度に迅速な対応ありがとうございます。購入前は製造元は海外と聞いてサポートを心配しましたが、殆どの部品が在庫されている様で、さらに自分で交換可能なので今までのトラブルは全て翌日には直り、何事も無かったかの様にプリントしています。大変ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

2014年2月K様 UP plus2をご購入

manager_s

PP3DP店長より:この度は弊社3Dプリンター「UP Plus2」 お買い上げいただき誠にありがとうございます。
以前弊社にお越しいただいた際に「騒音計」と「振動計」をお持ち頂いたのは、後にも先にもお客様ただお一人でございます。非常に緊張しておりました 笑
そしてご購入後の「プロフェッショナル」なご利用方法に弊社スタッフ「驚愕」しております。
「フィラメントラック」などは「商品化」したいくらいで、しかも「除湿剤」付きとは・・・隙がない 笑
ただただ驚いております。
あの「12色ベアリング」も素晴らしいですが、ご要望の数々は是非弊社の商品開発にフィールドバックさせていただきます。ありがとうございます。

また、サポートの件もご評価いただきありがとうございます。
今後共お褒めの言葉に慢心せぬよう、身を引き締めてご対応させていただきます。

いただきましたご意見の数々、次回の製品企画に反映させていただきます。
ありがとうございます。

その他のお写真:
68ccfc8d74d15f056b4fd363d283a9764fd4a51654929febff0238ba94ef33bb