今回の導入事例はインタビュー形式で掲載しています。

Q1、お使いの3Dプリンター機種名、使用期間を教えてください。
Up Plus2(4年くらい)
Q2、3Dプリンターをどのような案件で利用されていますか?
主に試作、場合により研究で用いる部品にそのまま利用されているようです。
Q3、3Dプリンター導入前は、どのように作製していましたか?
工作機械による加工(主に金属)です。
3Dモデルの外注はしていませんでした。
Q4、3Dプリンター導入の決め手、導入後のご感想をお聞かせください。
付属の取扱説明書が分かりやすいのであまり困りませんが、それでもメンテナンス・使い方で分からないことがある時は、メール又は電話で分かりやすく説明頂けるのがありがたいです。
Q5、UPシリーズ3Dプリンターに対する感想、今後のご要望などをお聞かせください。
本体価格に対して、造形物の精度が良く、重宝しています。
水平のずれもある程度自動で補正してくれるので、印刷までの準備が短く済んで助かっています。
不特定多数の学生が利用するためか、ノズルの詰まりや動作不良が起こりやすいのが難点です。
Q6、水平度や高さ設定の自動化が進んでいますが、まだ難しいと感じることはありますか?
水平の自動調整は1ミリ以上ずれることはあまりなく、その範囲内でしたら造形に問題はないので難しさは感じません。
高さのある造形だと0.7~0.9くらいのずれがあると影響が出やすいので、手動で調整しますが、手動で合わせるのは難しいです。
高さの自動設定は、長く使っていると適正な値で出なくなってくるので必ず手動で調整しています。

Q7、新製品「UP300」の商品ページをご覧くださり、この商品のご感想をください。差し支えなければ造形物などの写真をご提供いただけますでしょうか?
「UP300」商品ページ
セルボードから造形物を外すのが容易に出来そう。
本校の場合ABS樹脂のみしか利用しないので、材料に応じたヘッドは必要なさそう。
ピッチに応じてノズルが分けられると便利そうだと思う反面、付け替えが面倒そう(どれくらい簡単に変えられるのか分からない)。
>片面にガラスボード、もう片面にPerfボード(またはFlexボード)を備え両面での使い分けが可能になっています。
ガラスボードとは何か分からない。両面で使い分けるとどのようないいことがあるのか分からない。
⇒よろしければ教えて頂けると嬉しいです

【PP3DPストア回答】
ガラスボードにつきましては、ラフト無しでの印刷で、造形物の底面が滑らかに表現できます。
ただし、割れやすいため、印刷前のノズルの高さなど厳密な設定が必要です。
上級者向けで、基本的にはFlexボード or Perfボードの使用がおすすめです。

Q8、差し支えなければ造形物などの写真をご提供いただけますでしょうか?
3Dプリンターを設置している部屋の入っている建物:
慶應義塾大学 矢上キャンパス34棟

3Dプリンター設置場所の写真:
試作室


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